台湾総督の鳥居が元の場所に 地元議員が奔走、再建

 2010年12月2日 夕刊

PK2010120202100133_size0.jpg 台北市中心部の元の場所に戻った第7代総督、明石元二郎の墓に設けられていた鳥居(左)と第3代総督、乃木希典の母の墓にあった鳥居=迫田勝敏撮影

 

 【台北=迫田勝敏】日本の台湾統治時代の第七代総督、明石元二郎の墓に設けられていた鳥居が第三代総督、乃木希典の母の墓にあった小さな鳥居とともに、日本人共同墓地があった台北市中心部の元の場所に戻った。

 戦後、共同墓地には違法にバラック住宅が建てられ荒廃していたが、一九九七年に一帯を公園に整備。日本人の遺骨は掘り出され、明石総督の遺骨は、台北県三芝郷に改葬された。その際、墓の前にあった二つの鳥居は台北市内の二二八公園に移転されていた。

 日本留学の経験がある地元の陳玉梅・市議会議員が関係当局との交渉に奔走し、二つのコンクリート製の鳥居が先月末、十三年ぶりにほぼ元の場所に設置された。

 鳥居再建を推進した地元の金富・里長(町会長に相当)は「せめて昔のままの鳥居があれば、日本の人も喜ぶのでは」と話している。

 

【鳥居總類圖】

 鳥居.jpg

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